サプリメント

細胞をいつまでも若々しくーコエンザイムQ10の効果

Written by Kazuhito Sakai

コエンザイムQ10はエネルギー産生と抗酸化に必須の成分。しかし40歳を境に減少します。
コエンザイムQ10は疲労回復やアンチ・エイジング、偏頭痛の改善など、主に「老化を感じる」と呼ばれる症状に効果があります。

生きるために必要なのが、エネルギー。
そして、そのエネルギーをつくりだす「素」となる栄養素に「コエンザイムQ10(キューテン)」というものがあります。

年齢とともに体力が低下することは自明の理。近年、その理由の一つとして「エネルギーの素」であるコエンザイムQ10が減少していくことが挙げられてきています。

今回は、そんな「人間の活動の源」コエンザイムQ10について、学術論文や調査・実態からまとめてみます!

1. コエンザイムQ10とは

1.1 コエンザイムQ10について

コエンザイムQ10について

コエンザイムQ10は、ビタミンの一種。かつては「ビタミンQ」と呼ばれていました。現在では、エネルギーをつくりだすのに必須の「補酵素」として知られています。
その効果は二つで、「エネルギー産生」と「抗酸化作用」。
私たちの身体の中ではミトコンドリアという細胞小器官が筋肉を動かすためのエネルギーをつくっています。そのエネルギーをつくる過程で「橋渡し」となるのがコエンザイムQ10。コエンザイムQ10がなければエネルギーの橋渡しがなくなり、いくら栄養をとってもその栄養はエネルギーになることなく棄てられてしまいます。
そして、コエンザイムQ10のもう一つの効果が「抗酸化作用」。私たちの身体はエネルギーをつくり出すために、酸素を必要としますが、その酸素はエネルギーに変わる際に、身体を老化させる強力な「酸(活性酸素)」となります。
この活性酸素に身体の細胞が曝されると、細胞の働きが弱り、目に見える「老化」となってしまうのです。そしてその老化をストップさせる働きがあるのが、コエンザイムQ10。
コエンザイムQ10は、エネルギーをつくるとともにその過程で出た「老化物質」を無力化する重要な成分なのです。

1.2 コエンザイムQ10は加齢とともに減少する?

コエンザイムQ10は加齢とともに減少する?

エネルギーをつくり、そして身体を老化から守る働きのあるコエンザイムQ10。実は、コエンザイムQ10は加齢とともに減少してゆくのです・・・!

コエンザイムQ10は、半分が体内で合成され、もう半分が食物から摂取される成分です。コエンザイムQ10の体内合成は、20代をピークに減少していきます。
ただ、その減少した分を食事等で補給できれば身体の「若さ」は一定のままです。
しかし、食が「多様化」した今日、コエンザイQ10を食事から摂取することが困難となってきている現状があります。そのために、コエンザイムQ10が体内合成からも、食事からも減少していき、身体の老化が進んでゆくのです。
ちなみに、コエンザイムQ10の体内合成は一般的に40歳を境に急激に減少するそう。
「40歳を迎えてから身体が動かなくなってきた・・・」
「40歳を超えてから身体の老化が目立ってきた・・・」
という方は、コエンザイムQ10がかなり不足してきているためなのかもしれません。

参考:
菅野直之「コエンザイムQ10」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio/59/2/59_63/_html/-char/ja ,2017年

2. コエンザイムQ10の主な効能

さて、エネルギー産生や抗酸化作用などの効果が期待されるコエンザイムQ10。コエンザイムQ10を意識的に摂取すると具体的にどんな効能があるのでしょう?コエンザイムQ10に関する研究論文を調査してみました!

2.1 疲労回復

コエンザイムQ10は疲労回復効果がある

コエンザイムQ10は、エネルギーの産生を助ける効果があります。それに伴い、コエンザイムQ10には「身体疲労」を回復させる効果が指摘されています。
大阪市立大学医学部の研究[1]では、自転車を2時間漕ぎ続け、その後コエンザイムQ10とプラセボ(何の効果もないただのカプセル、偽薬)を摂取し、「疲労の度合い」の調査がなされました。その結果、コエンザイムQ10を摂取したグループの方が「主観的な疲労」が軽減された、とのこと。
また、イタリアの研究者からはコエンザイムQ10は、心臓の筋肉運動を活性化させる、とのの調査結果[2]も出ています。言わずもがな、「運動」において心臓の働きはそのパフォーマンスや疲労度に大きく影響を及ぼします。
コエンザイムQ10は、ミトコンドリアのエネルギー産生を手助けすることを通じて心臓の働きを高め、そのために身体の筋肉疲労の軽減や早期回復に効果があるのかもしれません。

2.2 老化ストップ効果(アンチ・エイジング効果)

コエンザイムQ10にはアンチ・エイジング効果がある

コエンザイムQ10のもう一つの効果、それが「抗酸化作用」です。抗酸化作用は、一般的に「老化を遅らせるもの」とされています。まず、ラットへコエンザイムQ10を補給した調査[3]によると、コエンザイムQ10は、「老化に伴う難聴」を遅らせる効果、そして細胞の代謝の働きを高めるがあった、とのこと。つまり、コエンザイムQ10は、老化にストップをかけ、細胞の働きを若返らせる効果があるのです。
そんな中、スペインコルドバ大学やアメリカのマウントサイナイ医科大学らの研究チームでは、「コエンザイムQ10を積極的に摂取するとどうなるか」という、ヒトを対象とした調査[4]が行われました。
その結果、コエンザイムQ10は特に「心臓の血管」や「神経細胞」への活性酸素のダメージを軽減し、老化予防(アンチ・エイジング)に効果的であろう、との結論が見られました。
他にも、コエンザイムQ10には肌の細胞の抗酸化、代謝の促進に大きな効果があること[5]、コエンザイムQ10を摂取すると「肌の滑らかさ」がアップし、シワ・シミが大幅に減少した、との研究[6]もあります。
コエンザイムQ10は、細胞のエネルギー産生に不可欠。そのために、身体中に存在します。だからこそ、コエンザイムQ10の「アンチ・エイジング」は身体全体に大きな効果があると言えるのではないでしょうか。

2.3 偏頭痛の改善効果

コエンザイムQ10は偏頭痛を改善する効果がある

気候の変わり目や低気圧のときなど、世界中の多くの人が悩まされている症状の一つが「偏頭痛」。偏頭痛の原因や治療法は、まだ確立されていません。
しかし、実は学術界ではコエンザイムQ10が「偏頭痛の改善に効果があるのでは?」と示唆されてきました。[7][8]

実際にコエンザイムQ10を偏頭痛の治療薬として活用したのがイランのテヘラン大学での調査[9]。そしてこの調査からはなんと、「コエンザイムQ10は偏頭痛の頻度を減らす効果がある」ことが示されたのです!
また、同国マシュハド医科大学[10]でもコエンザイムQ10の摂取が偏頭痛の頻度を減少させたこと、それによる副作用も確認されていないことが報告されました。
なぜコエンザイムQ10が偏頭痛に効果があるかは未確定な部分が多いのですが、どうやらコエンザイムQ10が不足している小児・青年には偏頭痛持ちが多い、とのこと。[11] コエンザイムQ10の抗酸化作用、そして細胞の代謝活性化作用が脳の細胞や血管に「良い影響」を及ぼすのかもしれません。
コエンザイムQ10は年齢を重ねるにつれ減少していく成分。偏頭痛に悩まされている方は、一度コエンザイムQ10を試されれることをオススメします。

3. コエンザイムQ10の摂取推奨量と注意点

3.1 摂取基準

コエンザイムQ10の摂取基準

コエンザイムQ10の摂取基準について、まだデータが少ないこともあり実ははっきりしていません。ただ、日本では

「心臓疾患の医療用医薬品のコエンザイムQ10量は30mg以下」

と決められています。[12]
サプリメント等の摂取基準は公式には定められていませんが、ひとまずは医薬品と同じ「30mg以下」を目安に摂取されると良いでしょう。

3.2 コエンザイムQ10摂取の注意点

コエンザイムQ10摂取の注意点

コエンザイムQ10は、副作用があまり報告されていません。しかし、「まだ報告されていないだけ」で未知の部分が多いのも確かです。
コエンザイムQ10量は医薬品では「30mg以下」と決められていますが、現実にはそれ以上の量を含むサプリメントも市販されています。
まだ見ぬ重篤な副作用を起こさないためにも、コエンザイムQ10の摂取の際には「30mg以下とする」ことに注意が必要です。

4. 利用者の口コミ・感想

以上、コエンザイムQ10の摂取は「疲労」や「アンチ・エイジング」、「偏頭痛」の改善に効果があることがわかりました。では、その実態はどうなのでしょうか?
また、コエンザイムQ10を普段から摂取されている方はどのような目的でコエンザイムQ10を摂取されているのでしょうか? 
コエンザイムQ10のサプリメントを利用された方のレビューを調べてみました!

やや太っているということもありますが数年前、睡眠時無呼吸症候群にかかっていたと思います。
対処法などや一時的な投薬もしましたが、医師からは太っているため気道が圧迫されることから起こる=痩せろというアドバイスを受けました。
体重コントロールに気をつけるようになり、若干減量に成功したためか、その後上に書いたような症状はあまり出なくなりました。
ところが最近、また少し似たような症状が出るようになりました。
ただ少し違っているのは呼吸ができないというか、呼吸をしても息が苦しい(意識するほど眠れない)ようになったのりします。
起きていると苦しく、横になっても苦しさは変わりません。
病院に行くかどうか迷っていたときに、たまたまネットの広告で睡眠時無呼吸症候群へのサプリメントとしてコエンザイムQ10が効果的というのを見ました。
早速購入し使ってみたところ、苦しさは消え楽になりました。一応前の普通の状態に戻ったような気がしています。
薬のせいなのか、元々回復に向かっていたのか分かりませんが、今後使っていこうと思っています。

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Q10は、何年も飲んでいます。
疲れにくくなります。飲み忘れた日はしんどくなりますから すぐわかります。

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ここ数年、朝起きても疲れが残ってる感じだし、人より体力がないことが気になりこちらを試してみました。
最近「そういえば以前ならこの道はこの辺りから息切らしていたな~」と思い出しました。
半年飲み続けていましたが、気が付いたら坂や階段を上がるのが楽になっていました。
 
コエンザイムQ10 って、今は栄養補助食品ですが昔は心臓の薬として使用されていたそうなので、私の場合は心臓のポンプ機能が弱っていたのが改善されたのかもしれません。
ただ、寝起きの疲れが残ってる感はあまり変わらず・・・ 寝不足が原因なのかも。
 
コエンザイムQ10 の量は20歳をピークに年々減少していくというし、活性酸素と闘ってくれるそうなので病気予防のためにもこれからも飲み続けていきたいと思います。

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漠然とアンチエイジング対策として飲みはじめましたが、飲む前と比べて肌の調子が断然よくなりました。これとルテインしか飲んでいないので、これが効いているのではと思っています。定期便だとずいぶんお得ですし、しばらく続けていこうと思います。

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実態を調べると、コエンザイムQ10は「睡眠時無呼吸症候群の改善」「疲労軽減」や「アンチ・エイジング」を目的として摂取されている方が多くおられました。実際、「ビタミン系のサプリメントとは違う」という意見が多く、一般的に想像されるサプリメントよりも効果を実感されている方が多い印象がありました。
また、他の成分のサプリメントと大きく違う点が「副作用」を経験されている方が少ないということ。もちろん効果が出なかったとコメントされている方もいます。しかし、コエンザイムQ10は+効果が十分に期待できる成分と言えます。

5.筆者オススメサプリメント3選!

「コストパフォーマンス」「効果」「総合」の面からおすすめのサプリメントを紹介します!
基本、Amazonで入手できるものに絞りました。イミダペプチドサプリメント選びのご参考になさってください!

5.1 DHC コエンザイムQ10 包接体 30日分

コエンザイムQ10 サプリメント①

コストパフォーマンス面でオススメなのが、DHC提供のこのコエンザイムQ10サプリメント。市場に存在するコエンザイムQ10サプリメントの中で、最もコストパフォーマンスが良いものの一つです。

このサプリメントは、カプセルタイプであるためにサプリメントでよくある「嫌な匂い・味」がしません。生理的な抵抗が少なく摂取できるサプリです。
また、サプリ1粒に含まれるコエンザイムQ10量も45mgと、かなり大容量。サプリメントに記載されている1日の摂取量は2粒(90mg)ですが、国の摂取基準を考えると半分の1粒でも十分。
コエンザイムQ10をまずお試ししたい、という方にオススメです!

◉価格:¥757
◉総量:60粒(約30日分)
◉1日あたりの摂取量:1日2粒
◉1日あたりの費用:約25.2円
◉URL:https://www.amazon.co.jp/DHC-ディー・エイチ・シー-4388-コエンザイムQ10-30日分/dp/B004K0QPWI/ref=cm_cr_srp_d_product_top?ie=UTF8
◉購入方法:Amazon

5.2 ファイン コエンザイムQ10-30 60粒

コエンザイムQ10 サプリメント②

「効果」面でのオススメが、ファイン提供のこのサプリ。このコエンザイムQ10サプリメントは、ただ「コエンザイムQ10単体」を含んでいるのではありません。コエンザイムQ10とともにエネルギー産生に不可欠な栄養素ビタミンE、倦怠感や疲労感を軽減するビタミンB1、B2、アンチ・エイジングや美肌効果をもつパントテン酸などが含まれています。
コエンザイムQ10の効果を最大限引き出すサプリメント、それがこのコエンザイムQ10-30です。

◉価格:¥2,185
◉総量:60粒(約30〜60日分)
◉1日あたりの摂取量:1日1〜2粒
◉1日あたりの費用:約36.4〜72.8円
◉URL:https://www.amazon.co.jp/ファイン-FINE-JAPAN-コエンザイムQ10-30-60粒/dp/B000XYRX08/ref=cm_cr_srp_d_product_top?ie=UTF8 
◉購入方法:Amazon

5.3 シードコムス コエンザイムQ10 サプリメント 約1ヶ月分 60粒

コエンザイムQ10 サプリメント③

総合的にオススメなのがシードコムス提供のこのサプリ。このサプリメントは、比較的低価格ながらカルニチン、コラーゲンといった「美容」「疲労回復」に重要な成分が詰められています。また、コエンザイムQ10の含有量も一粒あたり11.89mgと摂取基準の範囲内。
また、「美容」を意識しながら、エネルギー産生のもととなるコエンザイムQ10を含むことによって、「ダイエット」の疲労を軽減することもできるのです。
これから美容のためにダイエットを始める方へ、ぜひオススメしたいサプリメントです。

◉価格:¥921
◉総量:60粒(約30日分)
◉1日あたりの摂取量:1日2粒
◉1日あたりの費用:30.7円
◉URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B00J3PIU5U/ref=twister_B07C24LPTP?_encoding=UTF8&psc=1 
◉購入方法:Amazon

6. まとめ

いかがでしたか?コエンザイムQ10はエネルギー産生や抗酸化作用があり、疲労やアンチ・エイジング、偏頭痛などに効果を発揮する成分です。
コエンザイムQ10は40歳ごろを境に減少していきます。しかしポジティブに捉えると、コエンザイムQ10を摂取するとその分「若い頃の身体」が取り戻せるとも言えます。

さて、美容やアンチ・エイジングは人類の夢。近年では、「遺伝子科学」が進み、皮膚に注射するだけで肌が若返る薬が発明されようとしているそうです。
直接遺伝子を若返らせるのか、細胞が「元気な」状態を保つのか。人間がどう生きるのかが問われる時代がやってくるのかもしれません。

細胞が元気な状態を保つ成分、コエンザイムQ10。時代が変わろうとしている今後、より注目されてくる成分と言えるのではないでしょうか。

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Kazuhito Sakai