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ヨーロッパでも大注目!?記憶力を向上させるイチョウの効果とは

イチョウ サプリメント おすすめ 記事
Written by Kazuhito Sakai

世界で最も古い樹木の一つとされる植物。
中国では、何千年もの間、「記憶力UP」「呼吸困難を改善」に使われてきた植物。

それは、「イチョウ(銀杏)」です。
日本では茶碗蒸しやお酒のつまみ、また街路樹として重宝され、日本で知らぬ人はないほど有名な植物です。

ただ、実はイチョウ、調査するとなんと花粉症や冷え性、めまいや高血圧に効果があることがわかってきました。

なんとなく健康食品とされ、料理などに使われてきたイチョウ。
今回はイチョウについて、論文等からその効果や歴史を調査しました!

1.イチョウとは

1.1 イチョウについて

イチョウは「生きた化石」一つ

イチョウ(銀杏)は、現存する中で世界最古の植物の一つ。今から、2億5000万年前に出現したとも言われています。
その実は「銀杏(ぎんなん)」と呼ばれ、日本でも古くから食用とされてきました。

イチョウには、「フラボノイド」「テルペノイド」「アルキルフェノール」といった成分が含まれており、活性酸素の除去作用や抗炎症作用、神経保護作用などがあると言われています。
また、各国の臨床試験では記憶力減退・認知症の改善効果が認められており、各国でイチョウ葉サプリの開発が行われました。
イチョウのエキスのサプリ等での摂取は、日本のみならず世界的な「アンチ・エイジング療法」の一つとされています。

1.2 日本とヨーロッパで異なるイチョウのイメージとは?

日本の西欧のイチョウのイメージとは

イチョウは、「生きた化石」とも呼ばれる植物です。古代中国から現代に至るまで、薬用としてもしばしば用いられているそう。

例えば中国では、古代から現代に至るまでその実や葉が「薬」として活用されています。
また、ヨーロッパ(特にドイツ)では、植物のエキス等、「植物のもつ力」を身体に取り入れ、自己免疫と併せて病気を治療する「植物療法」が伝統的に重視されています。イチョウは、東洋での薬用としての活躍からその「植物療法」の一つとして盛んに研究。
血管にまつわる病気や心疾患、神経系に効果があるとされています。
日本では、紅葉や料理などに用いる「銀杏」としてのイメージが強いですが、ヨーロッパでは「植物療法に使うサプリメント」として有名で、サプリメントランキングでは常に上位にいるほど。

イチョウは、紅葉や料理をはじめとする「外面」だけでなく、健康を促進する「内面」両方で評価されている植物なのです。

2. イチョウの主な効能

さて、高血圧や心疾患等に効果があるイチョウ。イチョウを意識的に摂取すると具体的にどんな効能があるのでしょう?
イチョウに関する研究論文を調査してみました!

2.1 心疾患予防

イチョウは心疾患を予防する

イチョウは、血管を保護する機能がある、とされています。
中国の医学アカデミーの研究[1]では、イチョウの効果について、包括的な研究が行われました。その結果、イチョウには「抗酸化剤」「血管拡張剤」「代謝の調節剤」といった効用があることが示されています。
また、昨年2020年に実施された中国研究チームによる調査[2]では、イチョウの「抗酸化作用」と「抗炎症作用」が血管の老化を防ぐことを明らかとされました。
また、同じ調査では、イチョウには「ブドウ糖と脂質代謝の調節を介して糖尿病による血管老化の進行を予防する」ともされています。

ちなみに、糖尿病予防について、アメリカの研究[3]でも血糖値を下げるインスリンの分泌を調整し、糖を身体に補充する膵臓の働きを高める効果がある、と言及されています。
イチョウは、血管を守り「心疾患」から身体を守る効果があるのです。

2.2 花粉症予防

イチョウは花粉症を予防する

春になると悩まされる花粉症。その花粉症にも、イチョウが有効なようです。
花粉症の原因は、花粉が身体に入ることによるアレルギー反応。イチョウの抗炎症作用は、このアレルギー反応を鎮める効果が認められています。

2018年に発表された中国・アメリカチームの研究[4]では、マウスを用いて「イチョウはアレルギーの効くのか?」が調べられました。
その結果、イチョウエキスは「アレルギー性鼻炎によって引き起こされる嗅覚機能障害の治療効果を部分的に改善できる」と結論づけられています。
また、トルコのドクズエイルル大学による調査[5]では、イチョウの抗炎症作用が「肺の疾患」の治療に役立つのではないか、と示唆されています。

イチョウは、花粉症を引き起こす植物の一つとされていますが、そのエキスは炎症を鎮め、花粉症を抑える効果が期待できるようです。

2.3 記憶力の向上・認知症対策

イチョウ 記憶力 向上

イチョウの大きな効用の一つ、それは「記憶力の向上」です。
イチョウは脳の神経を保護したり、活性化させる効果があるそう。

オーストラリアやイギリスの大学機関等の研究[6]によると、1日2gのイチョウエキスサプリメントを14日間摂取すると、摂取していない人に比べて明らかに記憶力がアップしたとのこと。また、その際、「脳の活動」を観察すると、イチョウのサプリを摂取している人の方が、「前頭葉」や「頭頂葉」、「側頭葉」がよく働いていた、と結論づけられています。
イチョウを摂取すると脳の働きがアップし、記憶力が向上するー。これを受け、イチョウは「認知症の治療」にも応用されてきています。
イタリアの研究チームの調査[7]では、イチョウが軽度認知症の治療に役立つとされ、中国研究チーム[8]は「イチョウの摂取が認知症を遅らせる」ことを明らかにしました。

イチョウは「生きた化石」。歴史を積み重ねてきたイチョウを摂取すると、私たちも「知恵」を授かることができるのかもしれません。

3. イチョウの摂取推奨量と注意点

3.1 摂取基準

イチョウ 摂取基準

イチョウの摂取基準について、ドイツのユリウス・マクシミリアン大学の研究[9]では

「安全な摂取量は1日240mgまで」

とされています。
多くのサプリメントでもこの基準が採用されており、1日240mgまでで、サプリメントそれぞれの摂取基準も参考に摂取されると良いでしょう。

3.2 イチョウ摂取の注意点

イチョウ 摂取の注意点

イチョウ摂取時の注意点について、アメリカのジョージワシントン大学の調査[10]では、副作用として「頭痛、動悸、胃腸の不調、便秘、アレルギー性皮膚反応」がある場合がある、と報告されています。
少なくとも、銀杏を食べて調子を悪くされたことがある方は、イチョウサプリが身体に合わない可能性が高いと考えられますので、注意のほどお願いします。

4. 利用者の口コミ・感想

以上、イチョウの摂取は「心疾患予防」や「花粉症予防」、「記憶力改善」といった効果があることがわかりました。では、その実態はどうなのでしょうか?
また、イチョウを普段から摂取している場合、どのような目的でイチョウを摂取されている方が多いのでしょうか? 
イチョウのサプリメントを利用された方のレビューを調べてみました!

物忘れが改善しました。このあとこれをしようと頭の中で思っていたことを忘れてしまい思い出そうとしてもでてきませんでした。
しかし、イチョウ葉を飲み始めると思い出せるようになりました。

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加齢で頭の回転や物覚えの低下を自覚し、飲んでみました。
DHAとEPAも同時に飲んでいます。DHA・EPAだけの時は目立つ効果は感じませんでしたが、
イチョウ葉を2袋飲んでみて、なんとなく効いている気がします。
スポーツクラブのエアロビクスでも振り付けの覚えが悪くなっていたのですが(以前はすんなり覚えられた)
少し改善した気がします。もう少し続けてみます。

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試験対策のために購入。
頭が冴えて 昼寝したくなるような睡魔におそわれることがなくなった気がします。

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資格取得にむけて勉強中の者です。勉強効率を上げるため、こちらの商品がAmazonの中で、レビューと価格からコスパが良さそうかと思い、購入いたしました。
 
結論から言うと効果ありです。
最初飲み始めたときは、飲むタイミングをちゃんと決めてなかったのも相まって、薬なんかにありがちな、「あれ薬のんだっけ?」と忘れがちでした。
ところが飲み始めてから一ヶ月経った頃、これを飲んだかどうか忘れなくなりました。
効果ありですね。
 
更にもう一ヶ月飲み続けてみると、夢を鮮明に覚えていられるようになりました。夢の内容だけでなく、夢の中にでてくる具体的な数字や知らない人の顔まで覚えているのです。
人は毎晩夢をみるようですが、起きると忘れてしまうと聞いたことがあります。これのおかげで忘れなくなりました。
効果ありですね。

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実態を調べると、イチョウは主に「記憶力向上」のために摂取されている方が多くおられました。アルツハイマーや認知症対策の他、「試験」のために記憶力をなるべくU Pさせたい、という学生の方も摂取されていました。
その効果はまちまちではありますが、「もの忘れがなくなった」と効果を実感されている方も多く見られます。
イチョウは、年齢関係なく、「脳の神経」への良い影響が期待できそうです。

5.筆者オススメサプリメント3選!

「コストパフォーマンス」「クオリティ」「イチ推し」の面からおすすめのサプリメントを紹介します!基本、Amazonで入手できます。
イチョウサプリメント選びのご参考となれば幸いです。

5.1 DHC イチョウ葉 脳内α(アルファ)30日分

イチョウ サプリメント ①

コストパフォーマンス面でオススメなのが、DHC提供のこのサプリメント。
このサプリは、43.2mgのイチョウ由来フラボノイドに加え、10.8mgのイチョウ由来テルペンラクトンを摂取することができます。
サイトの商品説明画像にもある通り、DHCのこのサプリは製造時に「論文」を用いた設計がされており、低価格で効果を最大限実感できるように配慮されているのです。

「イチョウの効果をちょっと実感!」という方にオススメのサプリです。

◉価格:¥805
◉総量:90粒(約30日分)
◉1日あたりの摂取量:1日3粒
◉1日あたりの費用:約8.9円
◉URL: https://www.amazon.co.jp/DHC-イチョウ葉-アルファ-30日分-【機能性表示食品】/dp/B07G35YB4C/ref=cm_cr_srp_d_product_top?ie=UTF8
◉購入方法:Amazon

5.2 小林製薬 イチョウ葉 約30日分 90粒 [機能性表示食品]

銀杏 サプリ おすすめ ②

クオリティの面でオススメなのが、小林製薬提供のこのイチョウサプリです。
イチョウ葉エキス(フラボノイド配糖体28.8mg、テルペンラクトン7.2mg)のほか、美肌効果をもつパントテン酸[11]、身体の不調を改善するビタミンB[12]、免疫力アップ・ストレス軽減効果があるビタミンB6 [13]が含まれています。
記憶力を改善し、なおかつアンチエイジング、身体のだるさなどの解消が期待できます。

また、製薬メーカー大手だからこその品質、徹底した管理で安全性も折り紙付き。
「イチョウで記憶力アップをしてさらに健康も良くしたい!」という方に、ぜひお使いいただきいただきたいサプリメントです。

◉価格:¥1,003
◉総量:30粒(約90日分)
◉1日あたりの摂取量:1日3粒
◉1日あたりの費用:約33.4円
◉URL:https://www.amazon.co.jp/小林製薬-イチョウ葉-約30日分-90粒-機能性表示食品/dp/B01CN9T9S4/ref=cm_cr_arp_d_product_top?ie=UTF8
◉購入方法:Amazon

5.3 サプリアート ルテイン30+イチョウ葉120 60球

イチョウ葉 エキス サプリメント ③

総合的にイチオシのサプリメントがこちら。
このサプリは、イチョウエキスとともに視力を改善させる「ルテイン」や「ブルーベリー」も含まれています。

「記憶力」が生活で気になるものだとすれば、「視力」は仕事や勉強などをしていると気になるものなのではないでしょうか。
私も、パソコンやスマートフォンをよく使いますが、やはり日々視力の低下を実感します。
それでいて、仕事や勉強では記憶力が求められます。

記憶力をアップさせ、かつ視力もできる限りケアしたい…。
それを満たすものこそ、このサプリ。ルテイン30mgに加え、イチョウエキスが120mg配合されています。
疲れ目や記憶力低下を実感されている方、記憶力と視力両方をアップさせたい方におすすめのサプリメントです。

◉価格:¥2,138
◉総量:60粒(約30日分)
◉1日あたりの摂取量:1日2粒
◉1日あたりの費用:約71.3円
◉URL:https://www.amazon.co.jp/supple-art-サプリアート-ルテイン30-イチョウ葉120/dp/B00AJFA04M/ref=cm_cr_srp_d_product_top?ie=UTF8 ◉購入方法:Amazon


参考:ココキラ「日々重なる『眼の疲れ』に!ルテインの効果」2021年、[14]

6. まとめ

いかがでしたか?
イチョウは、主に「心疾患」や「花粉症」、「記憶力」の予防・強化に効果があります。
また、イチョウは街路樹として重宝されている日本とは異なり、ヨーロッパではサプリメント等「自然療法」に重点が置かれています。

さて、イチョウのサプリなどでは「記憶力を高める」ことがよく謳われますが、人間の記憶力の容量はどの程度なのでしょうか?

パソコンやスマホでは〇〇GB、TBなどですが、人間の脳の容量は「無限」と言われています。

人間の脳は記憶の際、「知識と知識」を結びつけて情報を保存します。知識を一つ一つ書き込むのではなく、いくつもの体験や知識同士を網の目のように結び、それらの関連から知識を思い出すそうです。
結びつけているものが「シナプス」と呼ばれる電気信号で、年齢を重ねるとそのシナプスが弱くなり、記憶を思い出しにくくなるのです。

イチョウには脳を活性化させる効果がありますので、シナプス全体を活性化させ、記憶力の保護、向上が期待できます。
ここから、ご高齢の方だけでなく受験生の方の多くもイチョウの効果を実感されているのかもしれません。

勉強などで記憶力が必要なとき、またいつまでも記憶力を維持したいとき、心臓やアレルギーもケアできるイチョウを摂取されると良いかもしれません。

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Kazuhito Sakai